金峰山
金峰山小屋という評判のいい山小屋に泊まりにいった。
丸山・金峰山(甲州御岳山)・鷹見岩 / ureさんの金峰山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
一日目
瑞牆山荘のバス停から目的地の金峰山小屋を目指す。
切り株の丸山さん(丸山山頂)を超えると少し急な登りになって、明るい空が見える。
自分以外誰もいない。風の音だけがする。
できたての雲がするすると流れていく。ごつごつした花崗岩がかっこいい…
金峯山小屋に到着
二階の大部屋へ。カーテンを閉じると個室のようになる。平日で宿泊者が少ないためか、ふたり分のスペースを使わせていただけた。ありがたい。
小屋のところどころに、かわいい手描きのランプシェードが吊るされている。
夕飯の前に小屋の周りをうろうろしてみた。ハイマツやシャクナゲの他に、小さいコケモモなども生えていた。かわいらしい。
少しずつ日が暮れてくる。光る雲と街に降りそそぐ光線が美しかった。
夕飯はチキンソテーとサラダ、洋梨。追加で白ワイン(300 円)をいただいた。
おいしい。これを食べるためだけにまた登りたい。
二日目
朝の四時に起きた。
室内の気温は 8 ℃。外に出てみると、冷たい風がビュービュー吹いている。ライトの光が霧に吸い込まれて足元しか見えなかった。
霧が晴れることを願いながら、ヘッドライトの明かりをたよりに山頂へ向かう。進めば進むほど足元の岩が大きくなっていく。手をつきながら岩の上を歩く。
だんだん空が明るくなってきて、山頂の近くにある「五丈岩」についた。風が強すぎてとても居られない。逃げるように山頂方面の標識の先へ進む。
道があるかと思ったら岩だった。
這うようにして山頂へ。周りが岩に囲まれているから風にあたらなくて済む。
山の天気予報 ヤマテンを見たら「霧ときどき晴れ」になっていたので晴れるのを待つことにした。ログインボーナスを手に入れるべくソシャゲを起動。山まで来てなにをやっているんだろう…
そういえば、スマホを落としてから、山に行くときは首からぶら下げるタイプのストラップをつけるようにしている。ポケットに入れたはずが何度かブラブラしていたから、これがなかったらまた落としていると思う。
霧が晴れなかったのであきらめて下山する。こんな道だったのか。とんでもないところまで来ちゃったなあと思った。
登りの方とすれ違うときに「テント?」と訊かれる。
「小屋です」
「あー、あの、いい小屋?」
「はい! いい小屋です」
『いい小屋』で通じるのがすごい。金峰山小屋は、本当にいい小屋だった。